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(平泉町指定の天然記念物)
所在地 平泉町長嶋字月舘82 |
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測定値 ・目通り周……約4.3m ・目通り径……約1.35m ・樹高……約10m ・樹齢……350年
地上2mほどで2分枝、枝の先端の一部は枯死しているが、樹勢良好。
樹形もよし。
(「平泉町史 自然編・民俗編」より) |
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(平泉町指定の天然記念物)
所在地 平泉町長嶋字大平51 |
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測定値 ・目通り周……約4.2m ・目通り径……約1.3m ・樹高……約8m ・樹齢……350年
地上2mほどで3方に枝分かれ、樹勢、樹形とも極めて良好。
(「平泉町史 自然編・民俗編」より) |
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(平泉町指定の天然記念物)
所在地 平泉町長嶋字東岳69-1 |
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測定値 ・目通り周……約5m ・目通り径……約1.6m ・樹高……約10m ・樹齢……350年
地上5mほどで主木が枯れているが樹勢、樹形とも良好。
道路舗装時に根を一部切断。一時樹勢劣るも後回復。
(「平泉町史 自然編・民俗編」より) |
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所在地 平泉町平泉北沢16 |
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平泉町内にある達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門堂境内には、樹齢450年といわれる見事な
シダレザクラがあって、花の時期には訪れる人を楽しませてくれます。 |
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所在地 平泉町県道300号線(旧国道4号線) |
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JR平泉駅と中尊寺を結ぶ旧国道4号線は平泉バイパス開通に伴い2015年(平成27年)
4月に岩手県道300号三日町瀬原線となりました。この区間は約1.5キロとされていますが、
旧国道4号開通の際に(1931年)その記念としてソメイヨシノが両側に植樹されました。
それから90年近い年月が経ち、今では80本余のサクラが見事に連なりサクラの名所と
なりました。 |
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残念。訪れた時花は散っていました。満開の「桜のトンネル」観賞は持ち越しです。 |
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花吹雪もまた風流なもの……とか負け惜しみを言って今回は退散です。 |
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所在地 平泉町長嶋深山95-741 |
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今を去る9百年程前から80年余り、奥州藤原氏四代のもとで仏教文化が花開き、
「みちのくの世紀」と呼ぶにふさわしい時代がありました。平泉はその中心舞台でした。
北上川を挟んで、平泉の東側に連なって見える山々がありますが、その最高峰が束
稲山です。標高は600m足らずで、山中には車道も通り、散策路も整備されてハイキン
グの場にもなっています。平泉から眺めるこの山の前山一帯は、往時はサクラの名所
だったようで、古の人たちも、この山をよく散策したことでしょう。 |
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下の写真は源義経最後の地とされる「高館」から眺める束稲山(後ろのかすんで
見える山)とその前峰の駒形峯の姿です。「西行の桜の森」は駒形峯の山頂に近い
一帯です。山際を横切る道路が桜並木だったら、一層桜の名所にふさわしくなるで
しょうね。 |
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平泉から北上川を挟んで南北に連なる山並みを東山と呼び、その頂が束稲山です。
奥州藤原氏が平泉を開くより100年前に、当地の覇者安倍氏は東山30里の間に桜樹
1万株を植林したと「吾妻鏡」に記されています。平泉を訪れた西行法師は、「きゝもせ
ずたはしね山の桜花吉野の外にかゝるべしとは」と歌に詠んでその美しさを称賛してい
ますが、現地ではそれにちなんで、「西行の桜の森」として、新たな桜の森づくりめざし
て桜の植樹活動がすすめられています。 |
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「西行の桜の森」のある駒形峯からは、世界文化遺産になっている平泉の地を鳥瞰する
ことができます。一帯の観光資源としての開発・整備が望まれます。 |
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「西行の桜の森」にある駒形峯展望台。
案内板が不十分で、辿り着くまで苦労しました。
展望はすばらしく、立ち去り難くなります。 |
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駒形峯展望台から平泉の街を眺めながら思いました。古都平泉には
サクラ(ソメイヨシノではなくエドヒガン、シダレザクラ)がぴったりだと。
町内のエドヒガンの古木やシダレザクラの古木を観て回りその思いを
強くします。地域のサクラ文化の創造と古くから受け継いだみちのく平
泉文化がうまく融合するならば、平泉の新しい魅力が人々を惹きつける
ことになるでしょう。旧国道4号線の桜並木、西行の桜の森づくりなどは
はその具体化といえますが、今後さらなる広範な展開を期待して止み
ません。 |
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